Pegasus POWERED SERVE



 telnetについて




telnetとは?

"TELNET"は、遠隔のコンピューターにネットワークを経由してアクセスし、通信を行なうためのプロトコルのことです。
そしてこのプロトコルを使用してサーバーに遠隔でログインし、やりとりをするための手段(ソフトウェアなど)を、ここでは"telnet"と呼ぶことにします。

telnetは、Linux、FreeBSDなどのUNIX系OSでは標準で装備されていますし、もちろんWindows95、98系OSでも"Telnet.exe"というソフトウェアが標準で装備されています。
またMacintoshやWindows95、98系は、他にフリーウェア、シェアウェアで各種telnet用ソフトウェア("
NCSA Telnet(Macintosh用)"や"Tera Term Pro(Windows用)")がありますので、窓の杜Vectorなどからダウンロードされるのもよろしいかと思います。

telnetでの接続例

実際にtelnetを使用しての接続例をご紹介します。
(この場合、基本としてUNIX系OSでの実例を挙げさせていただきます。MacintoshやWindows95、98系のソフトウェアについては、各ソフトウェアに附属のマニュアルやドキュメントをご参照ください。)

※注:UNIXシェルの使用方法をご存じない方は、telnet接続でのログインは避けられた方がよろしいかと思います。
(誤って操作したために、自分のページやシステム上重要なファイルを削除したりするといけませんので。)
もし、telnetを使用される場合は、ある程度の知識を身につけてからにしてください。

シェル上のプロンプト(この事例では"$")から


$ telnet www.pegasus.ne.jp

と入力します。
すると、


Trying 210.238.90.3...
Connected to www.pegasus.ne.jp.
Escape character is '^]'.
Debian GNU/Linux 2.1 mercury.pegasus.ne.jp

mercury login: 

…とユーザーID(アカウントネーム)を要求して来ますので、

続けて、「ペガサスパワードサーブ承諾通知書」の「WWWユーザーID」を入力します。


mercury login: AAA99999

(この事例では「WWWユーザーID」は"AAA99999"です。)

ユーザーIDを入力後、パスワードを要求して来ます。


Password: 

ここで、ご自分のパスワード(「ペガサスパワードサーブ承諾通知書」の「WWWパスワード」)を入力してしてください。
※注:入力したパスワード文字は、画面には表示されません。)

パスワードが認証されると、



Linux mercury 2.2.12 #2 SMP Mon Sep 27 18:46:27 JST 1999 i686 unknown

Copyright (C) 1993-1999 Software in the Public Interest, and others

Most of the programs included with the Debian GNU/Linux system are
freely redistributable; the exact distribution terms for each program
are described in the individual files in /usr/doc/*/copyright

Debian GNU/Linux comes with ABSOLUTELY NO WARRANTY, to the extent
permitted by applicable law.
Last login: Fri Nov 12 15:53:23 on ttyp2 from venus.pegasus.ne.jp.
No mail.
$ 

…とメッセージが表示され、ログインが成功します。

ログイン後の操作は基本的にUNIXのコマンドに準じます。
参考程度ですが、基本的なコマンドを以下に示します。

コマンド DOS上での該当コマンド 役   割
ls DIR
(ls -l に該当)
ファイルやディレクトリの内容を表示する。
cd [ディレクトリ名] CD ディレクトリを変更する。
rm [ファイル名] DEL ファイルを削除する。(オプション"-r"で指定したディレクトリをサブディレクトリを含めて削除する。
→ rm -r [ディレクトリ名]
cp [コピー元ファイル]  [コピー先ファイル] COPY ファイルをコピーする。
mkdir [ディレクトリ名] MD ディレクトリを作成する。
rmdir [ディレクトリ名] RMDIR 空のディレクトリを削除する。
mv [移動元ファイル]  [移動先ファイル] REN ファイル名を変更する。
pwd CD カレントディレクトリ(ワーキングディレクトリ)の名前を表示する。
chmod [許可モード] [ファイル]   ファイルやディレクトリのアクセス権を変更する。

※許可モードについて
許可モードの指定方法には、「記号」による指定と「数字」による指定があります。
ここでは「記号」による指定方法について説明します。
指定に使用する記号には以下のものがあります。

ユーザーの指定
  • u …所有者(オーナー:user)を指定。
  • g …ファイルのグループに属するユーザー(group)を指定。
  • o …その他のユーザー(other)を指定。
  • a …全ユーザー(all)を指定。
アクセス権の設定方法の指定
  • = …指定されたアクセス権だけを設定。
  • + …アクセス権を追加。
  • - …アクセス権を削除。
アクセス権の指定
  • r …読み込み権に関して設定。
  • w …書き込みと更新権に関して設定。
  • x …実行、またはディレクトリのアクセス権に関して設定。
これらの記号を組み合わせてアクセス権の指定を行ないます。

使用例)
  chmod u+rw [ファイル] 
→ファイルに対して所有者の読み込みと書き込み権を設定
  chmod o-rx [ファイル] 
→ファイルに対してその他のユーザーの読み込みと実行権を設定

また、接続を終了(ログアウト)する場合は、プロンプトから、


$ logout

…と入力してください。
そうすると、


Connection closed by foreign host.

というメッセージが表示され、telnet接続を終えます。


 
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